2020年9月25日金曜日

2020.9.25

<今日の献立>

牛乳

あぶたま丼

切干大根のナムル

シャインマスカット

<主な食材の産地>

玉葱・・・北海道

キャベツ・・・群馬県

もやし・・・栃木県

青菜・・・埼玉県

人参・・・・北海道

生姜・・・高知県

シャインマスカット・・・山梨県

今日はあぶたま丼を用意しました。
油揚げとたまごを使った優しい味わいのどんぶりです。

まず、油揚げを1センチ幅に切り、油抜きをします。
汁物に使う油揚げはもっと細く切りますが、
今日は油揚げを味わう献立なので少し太めに切りました。
油抜きをした油揚げの水切りをしている間に調理を開始します。
鶏ひき肉にだし汁を加え、そぼろ状に炒めます。
ひき肉がそぼろ状になったらスライスした玉葱を加え、炒めます。
更にだし汁を加え、砂糖、みりん、お酒を加えアクを取りながら煮ます。
しっかり具材に甘味をつけたら醤油を半量加えます。
水切りした油あげを加え、味を調えます。
たまごを最後に加えるので、たまごを入れた後の味を想定しながら
少し濃いめに仕上げます。
水溶き片栗粉でしっかりとろみをつけます。
たまごを加える前にとろみをつけるのがポイントです。
たまごを加えてから片栗粉を加えると
加熱により、たまごが固まりすぎてしまうので
先に片栗粉でとろみをつけてからたまごを加えます。
これはかきたま汁など、とろみをつけるたまご料理全てに共通するテクニックです。
たまごにだいたい火が通ったら、計量して食缶にいれます。
全てのクラスの食缶に配缶できたら、
今度はオーブンのラックにセットします。
たまごの加熱を充分に行うために180度のオーブンで10分焼きます。
美味しそうに焼き上がりました。

別に茹でておいたグリンピースを散らして完成です。

京都の有名なお料理で衣笠丼(きぬがさどん)というお料理があるのですが、
そのお料理がこのあぶたま丼によく似ています。
京都の衣笠丼は青ネギ(九条ネギ)を使うのですが
甘辛く味付けた油揚げと九条ネギをたまごでとじて作ります。
子供から大人までみんな大好きな味です。
ご家庭で作られる時はみりんとめんつゆで簡単に上手に作ることができます。
フライパン一つで作れるお手軽メニューです。
ぜひお試しくださいね。