2020.11.13
<今日の献立>
牛乳
赤飯
あんかけ玉子焼き
すまし汁
黄桃缶
<主な食材の産地>
玉葱・・・北海道
じゃが芋・・・北海道
人参・・・北海道
大根・・・神奈川県
長ネギ・・・山形県
えのき・・・長野県
青菜・・・茨城県
今日は七五三の行事食を用意しました。
小学校で七五三といえば、1年生だけが対象のようですが、若木小学校では、どの学年の子供たちも、ここまで色々な方に支えられ愛されて育ってきたことに感謝し、この先も子供たちの健やかな成長を願う日として、毎年11月15日前後には七五三のお祝いの給食をお出ししています。
今日はお祝いの定番、お赤飯を用意しました。
朝早くから『ささげ』を煮て、その煮汁を使ってお赤飯を用意しました。
お赤飯は小豆を使うのが一般的ですが、小豆は粒が破れやすく、粒が破れた小豆は縁起が良くないことから、給食では粒が破れにくい『ささげ』を使用しています。
もち米とうるち米で作ったお赤飯なのですが、うるち米ともち米は浸水のスピードが違うので、赤が濃い米と薄い米ができてしまうのです。
今日はたっぷり浸水の時間をとって、1時間以上しっかり浸水しキレイなお赤飯を作ることができました。
この炊き上がったお赤飯に茹であがった『ささげ』を混ぜ、ゴマ塩をかけて完成です。
今日は、あんかけ玉子焼きの調理風景もお届けしますね。
まず、卵焼きに入れる具材を調理します。釜を熱し、鶏ひき肉をそぼろ状に炒めます。細かいそぼろにするために、今日はだしを加え炒めました。
玉葱、人参を加え、醤油、みりん、だしで少し煮込み、別に茹でておいた千切りのじゃが芋を加えます。
ここから味を調えますが、丁度よい味つけになったら、たまご除去アレルギー用の具材をよけておきます。
卵焼きは、具材に後から卵を加えるので、味が薄くなることを想定して、具材は少し濃い味付けになっています。そのままの味付けでアレルギー食を用意すると、濃い味のアレルギー食になってしまうので、先にアレルギー食用の具材をよけ、通常食用に調味料を加え調味しました。若木小学校では、ただ、アレルギー食材を除去するだけではなく、みんなが美味しく食べられる給食を工夫して作っています。
具材を加えた卵液をカップに入れ、スチームオーブンで焼きます。
ただ、スチームをかけて焼くと茶碗蒸しのようになってしまうので、調節をしながらキレイに焼き目をつけて仕上げます。
今日も美味しく仕上がりました。
副校長先生から『どれを食べても美味しい』と、とても嬉しいお言葉をいただきました。
いい週末が迎えられそうです。
みなさまも、よい週末をお迎えください。
また来週も給食日記をお楽しみに♪
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