2020.11.5
<今日の献立>
牛乳
五目かけうどん
いももち
<主な食材の産地>
豚肉・・・千葉県
人参・・・北海道
青菜・・・茨城県
長ネギ・・・山形県
白菜・・・茨城県
じゃが芋・・・北海道
今日は北海道の郷土料理『いももち』を用意しました。今より簡単に食べ物が手に入らなかった時代も、どこの家庭にもあったじゃがいもをつかっておやつ代わりに作った料理が『いももち』だったそうです。
北海道のお母さま方の愛から生まれたお料理ですね。
さて、今日は55Kgのじゃがいもを使用しました。
ここでシンクいっぱいのじゃが芋をお見せするはずでしたが、写真を取り忘れてしまいました。ごめんなさい。
55Kgのじゃが芋をスチームオーブンで蒸します。
いももちはつぶしたじゃが芋をよく練って、餅状にする料理ですので、でんぷんが流れないように釜で茹でず、スチームオーブンを使用しました。
このあとじゃが芋をつぶすので、しっかりつぶせるように30分かけてゆっくりじっくりしっかり蒸します。
蒸した後も20分ほど庫内において余熱もしっかり利用します。
蒸したじゃが芋を4つのタライに分け、マッシャーでつぶします。
砂糖と塩、片栗粉を加え、練ります。かなり重労働ですが、給食室の皆さんが頑張ってくれました。
練り上げたじゃが芋全てを計量し、1個の重さを計算し、ひとつづつ成形します。
成形した、いももちを180度の油で揚げます。
試し揚げをしましたら、真ん中をへこませないと破裂することが分かり、真ん中をへこませて形成しました。
イメージは血小板の形です。
180度の油で5分ほど揚げ砂糖、酒、みりん、醤油、片栗粉で作ったみたらし風のタレをかけて配缶します。
子供にも大人にも大好評なメニューで、『じゃが芋があまり好きではないけれど、これは美味しい!』という嬉しい声をもらいました。
北海道のご出身の先生にも『お店の味ですね』と嬉しいお言葉をいただきました。
私も家庭では未経験の料理だったのでいい経験になりました。
ごちそうさまでした。
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